津幡といいます。
>再び福本です。
(中略)
>本件と関係あるか無いかは定かでありませんが、「列車特定」について
>数年前に気になった事がありました。
>たぶん'92-'93年頃だったと思うのですが、時刻表における「列車特定」
>該当列車の注記の文言が
>
>[a] この列車で○○−△△間を途中下車しないで××以遠に行く場合は
> □□経由の乗車券・急行券でそのまま乗車できます。
>の形式から、
>
>[b] この列車で○○−△△間を途中下車しないで××以遠に行く場合の
> 運賃・料金は□□経由で計算します。
>の形式に変わっています。この変更がJR版とJTB版で時期が少しずれ
>ていて、両版で表記が違っていた期間がありました。その時、両者に実質
>的な差異があるのか無いのか気になっていました。現在は[b]の文言に統一
>されています。
厳密には、JR/JTBとも[a][b]が並立していた時代があります。山形
新幹線開通時(それまでも山形関係は旅規にない工事期間中だけの特例な
がら[b]の表現だった)から、東北方面だけが[b]でその他は[a]になりまし
た。極端な話、同じページで北陸([a])・鳥海([b])が並んでいたこともあ
ります。で、記述が異なるのは何故だとの指摘があり(現にわたしも指摘
したのだが)、旅規の表現に近い[b]に統一されたのではないかと考えて
います。
>そこで上記の津幡氏が指摘された「ぐるり北海道…」の話になります。
>[a]の形式の文章なら旅客は「ぐるり北海道…も東北本線経由の乗車券・
>特急券だ」と主張できますが、[b]の形式だと「計算します」ですから、
>鉄道側に「個別に計算しない企画きっぷ類は『適用除外』だ」と言われて
>しまうと引き下がらざるを得なくなるとも考えられます。そこまで考えて
>の文言の変更だったのでしょうか?
そこまではないんじゃないかと思います。
ただ、準用しない場合は券面に「鳥海・あけぼのは利用できません」のよ
うに明示してほしいですね。