間違えてメイリングリストに登録してしまった、取りあえず停止したい、とい う方のために、必要な事項を最初に説明しておきます。
みどりの窓口メイリングリストから脱退したいときには、本文の先頭に # bye と書いたメイルをmmml-ctl@ta-ko.jp 宛てに送ってください。
長期出張などで、一時的に配送を停止したいときには、本文の先頭に # off と書いたメイルをmmml-ctl@ta-ko.jp 宛てに送ってください。再開したいときには、 # on を送ってください。
過去のメイルが欲しいときは、まず、本文の先頭に # index と書いた メイルをmmml-ctl@ta-ko.jp宛てに送って、 投稿メイル一覧を取り寄せてください。 その一覧を参考にして、たとえば #get 100-200 というコマンドを 送ってください。
メイリングリストサーバーは、投稿されたメイルの「From」を見て 会員かどうかをチェックしています。この設定が変わると、 投稿が受け付けられなかったり、 新たに会員登録がなされてしまったりしますので注意が必要です。 複数のメイルアドレスをお持ちの方、気をつけてください。
↑Indexへメイリングリスト(以下適宜メイリングリストをMLと略す) とはあるアドレス
に送ったメイルがメイリングリストのメンバー全員に 配送される仕組みです。
このメイリングリストサーバーには、さまざまな機能が搭載されています。 その機能を使うときは『英単語からなる命令(以下、 「コマンド」と呼びます)』の内容のメイルを、 指定されたメイルアドレスに送って下さい。
メイリングリストサーバーにコマンドを送り、 過去の記事を取り寄せたり、配送を一時停止するためには、アドレス
にコマンドを含むメイルを送って下さい。送るべき内容は
の形です。
例1:
--------- メイル本文 -------------- # help -----------------------------------
メイル本文が↑のメイル(内容が"# help"だけを含むメイル)を送ると、 このヘルプ・ファイルが送られてきます。またコマンドは help でも HELP でも構いません(大文字小文字を問わない)。
例2:
以下は、過去の10番目の投稿から5つ分を取り出して、
参加しているメンバーのリストを取り寄せるコマンドメイルの例です。
--------- メイル本文 -------------- # help # get 10-14 # members # exit -----------------------------------
基本的な情報はメイリングリストから送られてくるメイルを 見てみて下さい。
“メイルを読むためのソフト”の中には、これらの X-なんとか という 行を勝手に削るものがあります。またさらにひどいことに X-なんとか 行を残すように設定変更すらできない場合もあります。 その場合これらの有益な情報は見えません。
例 1:
意訳:↓ このアドレスでは配送とコマンドともにうけつけます。
X-MLServer: fml [fml 2.1_RELEASE](distribute + commands available mode) X-ML-Info: If you have a question, send "# help" to the address mmml-ctl@ta-ko.jp意訳:↑わからんかったら mmml-ctl@ta-ko.jp へ "# help" を送ってね
例 2:
X-MLServer: fml [fml 2.1_RELEASE](distribute only mode)意訳:↑ このアドレスは配送専用です。
どうしてもわからないとか、エラーメイル等が返ってきたりした場合は、 メイリングリストの管理者
までメイルを送って下さい。出来るだけ、
何をして、そうなったのか?
その時投げたメイル、返ってきたメイル
をつけてメイルしてもらえると、問題解決の手掛かりになりますので、 よろしくお願いします。
以下の説明は
コマンド 説明と具体例の形でならんでいます。具体例は次の章で説明します。
# help コマンドのヘルプ(このメイルの内容) # objective メイリングリストの目的、約束事を読む # guide 一般的な案内を得る (メンバでない人でも取り寄せ可能) # msg 管理者へメイルを送る 「# msg」コマンドが含まれているメイルは、管理 者にそのまま転送されます。 なお、「# msg」コマンドの後のコマンドはすべて 無視されます。 例: # guide # msg こんにちは。ここがメッセージです。 # objective この例では「# guide」は実行されて案内の文書が 取り寄せられますが、「# objective」は実行され ません。 # summary [引数] 過去の記事一覧を得る(Summary全体を送る) 引数: 記事の番号、番号の範囲 例: summary 全記事の一覧 summary last:10 最近10個の記事一覧 summary 100-200 記事100〜200 の一覧だけを得る # exit コマンド列の終り これ以降にどんな文字があっても、メーリングリス トサーバーはコマンドとは認識しません。 メイルソフトで Signature が自動につく場合等に便利です # end # exitと同じ # quit # exitと同じ
# status [アドレス] 現在の設定を得る まとめおくりや配送停止などの設定情報が得られま す。 オプションはメイルアドレスを指定します。 オプションを省略すると自分自身の状態です。 # stat [アドレス] # statusと同じ 〜 配送のモード等について 〜 複数のアドレスが登録してある場合の ON, OFF, MATOME 等の操作は、 操作するべきアドレスが一つに特定できるまでアドレスを一意に特定 できるまでアドレスのチェックを厳しくしてチャレンジします。 #どうしてもだめな場合だけは管理者へコンタクトして下さい。 # skip 配送は停止されるが、投稿は可能にする 複数箇所のアドレスからMLへ投稿する場合 投稿はできるが、配送はされないアドレスと設定する # noskip # skip の設定をやめる # off MLの配送を一時的に止める 長期休暇、出張などでメイルボックスの溢れが気に なる場合に利用してください。 # on # off の設定を解除し、配送を再開する # bye MLをやめる # unsubscribe MLをやめる
actives に掲載されているアドレスが実際にメイルの配送される 先になります。行頭に「#」が付いているだけのものは一時的に 配送を止めているもので、「# on」によって再開されます。 「##BYE」は脱退された方の残骸です。
SYNOPSIS: # chaddr old-address new-addressold-address を new-address へ変える
メイリングリストに参加するアドレスを変更するには
# chaddr 古いメイルアドレス 新しいメイルアドレス
という内容のメイルを送るとメイルアドレスを変更することができます。 必ず『古いアドレスから』このコマンドを送ってください。
このコマンドは、オプションが以下の条件を満たしたときに実行されます。
結果にかかわらず、新旧両方のアドレスとMLサーバーの管理者の 3人に変更の通知がメイルで送られます。
まとめ送りは、即時配送ではなく、N時間“おき”にまとめて送られる 配送方式です。この N を matome コマンドの引数にして指定して下さい。 いつ配送されるか?は 0 == (24 % N) の時、つまり modulus です。
注意:以下の説明では「# matome」は「# digest」としても同様の 動作になります。
例:
# matome 3mp3時間おきに MIME/Multipart 形式でおくる。
# digest 数字(0-12) # matome 数字(0-12) 配送間隔おきのまとめ送りに設定する 配送間隔は、毎日午前0時を起点としてはじまりま す。ですから、引数に「13」以上の数を指定しても、 一日一回の配送になります。 default は gzip した Unix From つきのファイルの 固まりです。 # digest 数字(13-36) # matome 数字(13-36) 一日一回指定時間のまとめ送りに設定する 13〜36の数字がこのケースに当てはまります 午前5時のまとめ送りを設定したいときは、24+5=29 を指定してください。 午後5時は17時なので 17 で指定して下さい。 # digest 0 # matome 0 普通の配送へ戻す 例: # matome 1 まとめ送り 1時間に一回(gzipd) # matome 2 まとめ送り 2時間に一回(gzipd) # matome 2u まとめ送り 2時間に一回(plain text) # matome 2mp まとめ送り 2時間に一回 MIME/Multipart形式で # matome 17 まとめ送り 一日一回と同じ(gzipd) #この場合は17時に来る # matome 29 まとめ送り 一日一回と同じ(gzipd) #この場合は午前5時に来る #matome 5 は5時間“おき” という意味 オプション (数字の後ろにつけるオプション): オプションなしはGZIP(UNIX FROM) u PLAINTEXT(UNIX FROM) uf PLAINTEXT(UNIX FROM) i lha + ish ish lha + ish mp MIME/Muptilpart PLAINTEXT d RFC1153 format PLAINTEXT b RFC934 format PLAINTEXT(mh-burst) rfc934 ish lha + ish lhaish i li lu lha + uuencode lhauu unpack PLAINTEXT(UNIX FROM)
# index "# get", "# mget" で取り寄せ可能なファイルのリ ストをかえす。 index ファイルがあるのなら、それを返します # get 数字 過去の記事を得る (resend されます) ひとつずつ plain text で返送されます # send 数字 同上 # get 複数の記事指定 [モード] [時間間隔] # mget 複数の記事指定 [モード] [時間間隔] スプールの記事や(もしあれば)アーカイブにあるフ ァイルを一つのメイルにまとめて送り返す 例: # get 20-30 記事20〜30を得る # mget 1-10,15 記事1〜10、15を得る
注意: "get" コマンドの引数が『数字』ならば、その数字の Countを持つ記事が resend されます。"get" コマンドが それ以外の形式 (e.g. get 1-10) であれば mget と同じ動作をします。 その場合 "get" と "mget" の違いは ファイルの形式で
get のデフォールトは MIME/Multipart mget のデフォールトは tar.gz 形式
のように設定されています。
範囲を指定 1-10,12,15-100 1,2,10 first first:10 last:30 100-last(mh的 Syntax) モード gz tgz ish rfc934 b rfc1153 d unpack uf(default=tgz) 時間間隔 送り返すメイルが複数の時の間隔(default=300)
# mget はまとめて記事を得るための専用コマンドですので、 記事一つだけを指定した場合には、そのコマンドは無視されます。 # get は、一つだけのときと複数の記事が指定されたときでは 違う動作になります。どちらもまとめて記事が得られる コマンドですが、返送されるファイルの形式が異なります。
# get MIME/Multipart # mget tar.gz 形式
ただし、[モード]を指定することで、形式を変えることも 出来ます。
モード: オプションなしは tar+gzip で spool.tar.gz tgz tar+gzip で spool.tar.gz uf PLAINTEXT(UNIX FROM) gz GZIP(UNIX FROM) b RFC934 format PLAINTEXT(mh-burst) rfc934 ish lha + ish lhaish i li lu lha + uuencode lhauu unpack PLAINTEXT(UNIX FROM) uu UUENCODE d RFC1153 format PLAINTEXT rfc1153 RFC1153 format PLAINTEXT
コマンドは
宛てに送ってください。
過去のメイルを一通単位で取り寄せるには「# get」を使います。 以下にメイルの本文に書く例を示します。
(1) 1 番目のメイルが欲しい # get 1 (2) 1 〜 3 番目のメイルが欲しい # get 1 # get 2 # get 3
まとめて過去のメイルを取り寄せるには「# mget」を使います。 以下にメイルの本文に書く例を示します。
(1) 100 〜 200 番目のメイルが欲しい # mget 100-200 (2) 100 〜 200 番目のメイルを複数になる場合は 30 秒間隔で欲しい # mget 100-200 30 (3) 100 〜 200 番目のメイルを PLAIN TEXT で欲しい # mget 100-200 unpack (4) 100 〜 200 番目のメイルを LHA + ISH で欲しい # mget 100-200 ish (5) 100 〜 200 番目のメイルを 30 秒間隔、PLAIN TEXT で欲しい # mget 100-200 30 unpack
返送されるメイルは 1000 行で切ってバラバラに送られるので、 送り返されてくるメイルとメイルの時間間隔を指定して下さい。 先の例では 30 なので 30 秒間隔で送り返されます。
指定しなかった場合の時間間隔は 5 分です。
フォーマットを指定しなかった場合、ファイルは tar で まとめられ gzip され uuencode されて送り返されます。
1000 行を越える場合は複数のメイルに分けますので、 自分でつなげて(^^; 例えば bar というファイルにしたとします。
uuencode されている場合は undecode を使えば 順番さえ合わせれば自動展開されます。
% uudecode bar
% ls
spool.tar.gz
% gzip -cd spool.tar.gz | tar xf -
% ls
spool.tar.gz spool
% ls -l
-rw-r--r-- .......................... spool.tar.gz
drwxr-xr-x .......................... spool
という具合に spool ディレクトリというのが出来ます。 この中に取り寄せたメイルがしまわれています。
History: 1997/04/17 improved by metalman@kt.rim.or.jp 1997/04/16 hand-patched by fukachan@sapporo.iij.ad.jp 1997/04/13 improved by metalman@kt.rim.or.jp 1997/04/05 imported and merged by fukachan@sapporo.iij.ad.jp 1997/04/13 improved by metalman@kt.rim.or.jp 1997/04/04 improved by metalman@kt.rim.or.jp 1997/04/01 improved by metalman@kt.rim.or.jp help and help.example2 are merged by fukachan@sapporo.iij.ad.jp (preparation for 2.1 RELEASE) help.example2 contributed by umura@nn.solan.chubu.ac.jp (mnews ML's help is contributed) original by fukachan@phys.titech.ac.jp $Id: help.wix,v 1.4 1997-04-20 02:36:03+0900 fukachan Exp $